私の宮古島　その2　　

土曜
またまた早朝ラン。前日よりは足が動くので、いっぱい走りたいとこですが、そうも行かないので、また小一時間。
朝食後は、みんなでフェリーで伊良部島へ行きましたが、目当ての砂浜は満潮で遊べず、通り池という観光スポットへ行ったまではいいけど帰りの、フェリーの時間が迫っていて、入り口を見ただけで帰ってきました。次回の宿題です。次のフェリーだと選手がバイクを預けるのに間に合わなかったので、滞在時間2時間ちょいでした。(何しに行ったんだか･･･)
スーパーへ買い物に行って、シャワーを浴びて、洗濯などしてるうちに4時半頃から早くも川平のおじさんがやってきて、おじさんが収穫仕立ての島らっきょうをアテに(これがまた最高)、恒例の「おとおり」が始まり、私はビールを少しだけ飲んで、夕食のパスタを選手と同じように山盛り食べて、一日中はしゃぎまわって電池切れになった美春を寝かせに一足早く部屋へ行き、またそのまま消灯とあいなり。

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日曜
4時にタイマーで起きて、鯛さんを起こし、美春が起きないよう添い寝してましたが、みんなの気配で起きてしまったので、見送りに。雷鳴と稲光で大雨の予感。しかも前浜の海は前日からかなりうねりがあるそう。まだ暗い中、選手達が緊張の面持ちでバスを待っていると、遂に雨が降り出しました。バスに乗り込むのを見送って、美春を寝かしつけ、丸一日の応援の準備をして、鯛さんからの電話で雨対策のジャージ＆ウインドブレーカーを準備して、朝食を摂りながらテレビ中継を観戦。
応援する方も選手と同じ時間頑張らないといけません。
トップ選手がバイクに入ったあたりからいよいよ出番です。美春をベビーカーに乗せて、外に出て応援。グリーン荘前がバイクコースで、ちょうどエイドにもなっているので、応援するには便利です。1周目、グリーン荘組トップの齋藤さん、トラ復帰のT所長からかなり遅れてH野さん。鯛さんは、さらにその後から大佐と仲良く並んでやってきました。とりあえず無事に陸へ上がったので一安心。その後、同宿のみんなの通過を見送ると、選手達が島を1周して再び通過するまで2時間弱ありますが、美春を連れている上足がないのでどうしようもなく、テレビ中継を観たり、昼食にカップ麺を食べたりして時間を潰し、2周目の応援。なるべく同宿の選手や知り合いの選手の写真を撮ろうと声援を送りながら目を凝らして見ていますが、気付いたら通り過ぎてしまって、なかなかうまく撮れませんでした。1周目と違ってかなりのタイム差がついてて長時間にわたる中、美春もちゃんとみてやらないといけないし、晴れて暑くなってきた中で立ちっ放しでかなり疲れてきます。体がというより気持ちが。参加できないことが残念で仕方ありません。バイクの通過を一通り見送ったら、川平のおじさんが、前日の約束通り私達のためにお酒を我慢して車で迎えにきてくれ、ランの観戦ポイントまで連れて行ってくれました。鯛さんはだいたい予想した時間にやってきました。
しばらくH野三姉妹とカウベルを鳴らして選手にタッチして応援を楽しんで、今度はゴールの競技場付近に降ろしてもらっておじさんはバイバイ。ランスタートポイントで、ちょうど走り始めたエンタロウ師匠の写真を撮って見送って、ちょうどトップ選手がゴールした頃に競技場に入って、入り口付近に場所をとり、屋台のお好み焼きで早めの腹ごしらえ。後は鯛さんが予告した時間に帰ってきてくれるかどうかですが、ラン10キロ付近の様子を見る限りでは、頑張ったら目標どおりに帰ってこれるはず。それまでに美春が昼寝してから起きていてくれたらいいのですが、ずっと芝生をうろつきまわってなかなか寝そうにありません。ようやく5時過ぎに抱っこしたまま寝てしまい、ベビーカーに降ろすと鯛さんが帰って来た時すぐに出て行けないので、仕方なくずっと抱いたまま帰ってくるのを待つことに。お尻も腕も痺れて痛くなってきた頃、ようやく鯛さんが競技場に入ってきたので、急いで立ち上がって、美春を渡そうとすると、｢足痛い、抱いてて｣と泣き言を言います。美春は立ち上がった時に起きてしまったので、仕方なく抱いたまま鯛さんが順位を落とさないように私も頑張ってトラックを走り、ゴール前でやっと美春を鯛さんに渡して、3人でゴールしました。
その後も帰ってくる選手をチェックして、ゴールへ走って撮影したりと応援活動は続き、グリーン荘に帰っても、臭〜い洗濯物を片付けたり、美春の世話をしたり、選手の競技時間より長いし、ゴール後のマッサージも、ワイドーの声援もないし、汗だくなのにお風呂入る時間もないし、やっぱり私は選手として参加したいと強く思ったのでした。
来年は鯛さんにこの気持ちを一度味わっていただきましょう。私は宮古で3回、皆生で1回この気持ちを味わっていますから、もう応援はいいです。スイムで足切りにならないように、プールへも行かせてもらいましょう。

月曜
朝からJOGしようと思ったら、雨でした。夕方の飛行機なので、止んだら前浜に行きたいのですが、ヨレヨレの選手達は消極的。車もないので仕方なく荷物を片付けてたら、雨が上がったので、昼からちょっとだけ女ばかりで前浜へ。海には入りませんでしたが、子供達は得心。先に空港へ荷物を運んで搭乗手続きをしてもらっておいて、アワードパーティーに行って、いっぱい食べて、ゴール写真を買って、機上の人になって、雲海の上から夕日が沈んでいくのを眺めながら、来年こそは明るいうちにゴールしてる自分の写真を買って帰りたいと思いました。