弱音

 今、美春の「うちわでバシバシ攻撃」や「よだれなすりつけ攻撃」をなんとかかわしながらPCに向かっています。
 美春はオムツいっちょうで、ジュースの哺乳瓶をくわえながら、ブロックやボールや洗濯ばさみを階段から下へ次々に落としてみたり、飽きたら私の邪魔をしたりしながらも、なんとか機嫌よく遊んでいます。台所やリビングの床はすでに朝から足の踏み場もないほどに散らかって、それを片付けても片付けても散らかし直されるので、見て見ぬふりをしています。きちんと片付いているのが我慢ならないようで、これは絶対に父親似です。
最近では、暑さとオシリのカブレのせいで、服を着るのを嫌がり、オムツをつけるのにも抵抗し始めました。これも絶対父親似だと思うのですが、この嫌がり方が半端ではありません。着る気のある時は、自分から体をうまく入れてくれるのですが、気に入らない時は、泣き叫んで全力で抵抗しています。野生の猿に服を着せようとしているようなのもです。当然爪や髪も切らせない、口の中も見せない(歯磨きの仕上げができなくて、だんだん歯クソが溜まってきている。今回は病状確認できずに困った。)、髪を結わえさせない(いつも無理矢理やるのでザンバラ。)などなど、まったく野生動物。躾で人間の生活に馴染めるようになるのか非常に不安です。
 と書いていたら、おつかいを頼んでいた斉佑が帰ってきて、攻撃対象から一時的に外されました。斉佑は買ってきたアイスキャンディーでうまく操っています。斉佑には、スーパーの他に、八尾市内の「パティシエ○○ダ」へケーキを買いに行ってもらったのですが、「30人位道まで出て並んでるから、並んで買うのは嫌だ。」と、ケーキは買ってきてもらえませんでした。「今日明日先着1000名は、和三盆ロールと金券サービス」というチラシを見て行ってもらったのですが、そういう美味しい話はみんなしっかり飛びついているようです。斉佑には代わりに「学校の前のケーキ屋が美味しいらしいから、今度買ってきたる。」と言ってもらったので、楽しみにしておくことにします。
今日は午後からの部活が中止になったというので、おつかいを頼んだのですが、珍しく快く行ってくれ、食パンや野生猿の餌の湯タコを買ってきてくれただけでも助かりました。
 ここまでで、途中に美春の電池切れで、寝かしつけてたので、書き始めからすでに2時間経過です。
 昨日は耳鼻科通院受診に4時間を要しました。かかりつけの医院から予約を入れてもらって、紹介状を持って行って、内診とレントゲンだけでこれです。
 とりあえず飲み薬での治療続行になりましたが、また風邪をひくたびにこうなるかと思うと、落ち込みます。まだ膿がいっぱい溜まってて、うつむくだけで痛いし、外気を吸うだけで鼻がヒリヒリするので、トレーニングもしばらくできそうにありません。
 以前はそれでも走って仕事もしていましたが、今はトラブルツーとマンツーマンの毎日で、どんなにしんどくなっても(急性副鼻腔炎はものすごくしんどい&痛い&辛いが順にきます)、家事育児を誰も休ませてくれないというプレッシャーで、ついつい無気力になってしまいます。野生児美春を事故のないように、家の中のあらゆる物を破壊されないように、毎日無事に過ごさせるということに、ものすごい神経を使います。
 思春期の斉佑への対応もちゃんとしてやらなければと自分なりに気も遣うのですが、実際物理的には美春にかかりきりになってしまうのも、ストレスの種です。若い時の子育てと違って、経験を積んでいろいろわかっていても、悲しいかな、体がついてこないのが、高齢出産・育児の辛さかなと・・・。
 やる気になればできると、時間の綱渡りで仕事とトレーニングと家事を長年両立させてきましたが、マラソントライアスロンを始めたのは、斉佑が小学生になってからで、トレーニングと乳幼児育児の両立は初めて。トレーニングは、努力次第でできても、美春と離れられる時間の捻出がこんなに困難だとは思いませんでした。(これは鯛さんの分担なくしては無理。)
 最近では、美春はもう階段は手すりを持って、一人で歩いて上り下りしています。玄関の鍵を開けてドアも押し開けてしまいます。椅子を移動させて踏み台にして、テーブルや机の上に乗るので、私の背以上の所しか安全地帯がなくなっています。成長が嬉しい反面、これから分別がついて、目が離せるようになるまで何年かかるのかなぁ、その頃私は何歳になっているのかなぁと、かなり悲しい気持ちです。

 追記:途中で洗濯物を入れたり、やっぱり家中散らかってるのに我慢できずに片付けたり、起きた美春の相手をしたりで、書き始めから4時間半でようやく投稿です。

ローラー台を邪魔だと片付けられてしまいましたが、暑くて美春を連れまわせないし、美春の昼寝中にちびっとでもローラーするしか、今の私にはトレーニング方法がないので、膿が出なくなったらまたセットしたいと思います。