三田国際ハーフマラソン

2003年12月21日の三田国際ハーフマラソンのレポート
11月末に蓄膿の手術をし、1ヶ月トレーニングを休んだ後の復帰レースです。

術後の鼻の傷もだいぶ癒えてきたようで、先週木曜にマスクしてSすけと河川敷まで
4キロJOGして1時間ほどテニスをし、また4キロを徒歩で帰ってきましたが、も
う熱も出血もなかったので金曜からトレーニングを再開しました。
まだ冷たい空気でピリピリ痛むのでマスクをつけて金曜は20キロ、土曜は17キロ
をJOG。一ヶ月も休養しているので、全身の筋肉も心肺機能も悲しいまでに落ちて
いますが、体調はGOOD。
再開3日目でレースペースで走るのはきついので、JOGで完走することを考えて会
場まで行きましたが、湿度高め、気温低め、風微弱、快晴と、レースコンディション
がよかったため、ほぼ毎年走っているこのレースは自分の現状がわかるいい機会なの
で、筋肉や心肺の様子を見ながら、めいっぱい追い込まない程度で頑張ってみること
にしました。
でも、ゆっくりJOG用のウエアしか用意していなかったので、インナーのTシャツ
にハーフタイツ+弱点カバーのためのイヤーバンドと大きなマスクという異様ないで
たち。
スタート〜5キロ  22分00秒 
 スタート地点に向かう前に鯛らと分かれたので、一人寂しくスタートを待つ。
 結構前に並んだのに号砲からスタートラインまで24秒。遅いくせに前でスタート
する迷惑ランナーが多く、ラインを越えるにも、越えてからしばらくも足止めを食ら
う。
 ここは距離標示が15キロまでは5キロ毎しかない。その先はあと5キロから1キ
ロ毎。 
ロードでのレースはほぼ1年ぶりなのと、JOG以上のペースで走ることが久しぶり
なのとで、自分がどの位のペースで走っているのかという感覚が鈍っているので、周
りのランナーの走りを見て見当をつけ、マスクをしていても呼吸はできるが全然楽で
はないというペースで走る。
5〜10キロ  22分18秒
 時に目標もないのですれ違う前方のランナーに気がいってしまい、自分の走りに集
中できないためにペースが緩むのを、何度も気を引き締めながらペースを保つ。
10〜15キロ  23分49秒
 上りが多いためどうしてもペースダウンしてしまう。足はもちろん腹筋背筋が弱っ
ているので、腕振りや前傾姿勢で誤魔化してなんとかピッチは保つが、脚は上がらな
い。
気温も上がり、さすがに上りではマスクが苦しくなるので外すが、平地や下りは外す
と軽く吸っても必要以上に肺に入ってしまい意識して長く吐き出さねばならず、どう
もうまく呼吸ができなくなる。鼻の通りがよくなった状態に心肺や筋力がついてくる
までにはかなり時間がかかりそう。
残り区間
最後は切れないでなんとか1時間40分までに収めたいと思い、下り基調のところで
再びペースを上げるが、残り2キロは脚が完売状態でまた失速。それでも頑張れば昨
年並みのタイムがでそうだったのでそれを目標に堪えて1時間36分12秒でゴー
ル。なんとか最悪キロ4分50秒までにとどめて走ることができた。
 走力がどれだけ落ちているかわかるのが怖かったけど、ちゃんと練習ができればま
た戻せるところにいるのがわかったのでこれからまた頑張っていきます。