宮古島トライアスロン

宮古島は3年ぶり4度目の参加となります。
今回バイクとランはロングの回数が少ないにしてもなんとかなりそうなところまでト
レーニングできましたが、スイムは塩素に術後の鼻がやられてしまいドクターストッ
プでプールに入ることができなくなり、この半年で5キロ位しか泳いでいなくて最後
に泳いだのが3ヶ月前というここだけの話にしないといけない状態で、いきなり宮古
島へ行って泳げるのか非常に心配でしたが(よい子は真似をしないでください)、遅
いなりにも無事泳ぎきることができ、バイクでもメカトラやパンクや胃炎に見舞われ
ることなく、ランでも気持ちよくごぼう抜きができ、タイムは今までで下から2番目
とよくありませんでしたが、明るいうちに帰ってくることができました。

レース前日
朝からバイクで鯛と二人ウエットスーツを作ってもらいに行きました。(トライアス
ロンを始めて7年目にして初めてオーダーでウエットスーツを作りました。7月の皆生
からはまともなウエットで泳げるはず)
前日は肩が重く、水に入っただけでしんどい感じでしたが、前日よりは肩がほぐれて
泳げるようになっていたので少し安心しました。
雨の後で水が冷たい上強風で寒いのでほどほどにして再びバイクに乗って往復60キ
ロのサイクリングはレース前日にはちょっと走りすぎだったかな。
宿に帰って再びバイクを預けに走って行き、あとはトランジッションやウエアや補給
の準備をしてと、トライアスロンのレースは何かと忙しいのです。
レース当日
4:15起床、4:30朝食でまだ暗いうちに会場入り。
最終受付、トランジットの準備をしてスイム会場の東急リゾートのプールでアップし
たら震えがくるほど寒いので、おしっこがしたくなるのですが、寒くて出ないので我
慢したままスタートして泳いでたら力が入らず足も動かせないので、歩いている位の
心拍数で泳いでいたら、しんどくなかったかわりに上がってきて時計を見たら1時間
12分もかかっていました。1500人中1269番目は笑ってしまいます。トラン
ジットでトイレに行ったら並んでて10分以上ロスし、バイクスタートは何番目だっ
たんだろう??
しかしそこからが楽しい・・・のはずですが、強い向かい風がずっと吹き続ける中い
まいち調子が出ないままバイクも実走5時間25分位かかり、目標タイムからどーん
と遠ざかってしまいました。やはり私のようなへぼい脚ではたった2回120キロ程
乗っただけでは26インチ君と一体になれなかったみたいです。
ポジションはだいたい合っていたと思うのですが、ピラーがいつものカーボンと違
い、重く硬く感じたのと、下りや追い風でのスピードが上がりきらない感じとホイー
ルの慣性がいまいちで、頑張り続けていないとすぐ失速してしまいました。
スイムをせめて1時間5分までに収めたら大人数のパックに入れるので、ドラフティン
グ禁止とはいっても多少楽できるのですが、スイムがここまで遅いと一人でぽつりぽ
つり走る人を抜いていかなければならないのでかなり体力も時間もロスすることにな
り、後に響いてきます。
また、ロングのトライアスロンではこまめに補給をし続けないとハンガーノックや脱
水で最後まで持たなくなるので、しょっちゅう食べたり飲んだりしているのですが、
私は胃弱のため受付けなくなってしまうことが多いので、今回は補給物にも補給のタ
イミングにも非常に気をつけていて、当然摂っている間から数分間は胃に血液がまわ
るようにペースも落とすことになってしまうので、脚を休めたとたん失速してしまう
のはかなりのロスに繋がってしまったと思います。でもその甲斐あってか多少むかつ
きがあった程度で、吐いたりすることなくバイクを終了できました。
気を取り直してと思いながらもまたしてもトランジットでトイレ待ちや着替えで10
分以上ロスしてしまい、ランも前半調子が上がらず後半多少上がってきたもののなん
とか4時間を切ったところ、トータルで11時間をちょっと切っただけという初参加
に次ぐ悪さでした。しかし、陸に上がってから抜いた人数はベスト10に入ってるか
も(~O~)


公式タイム・順位
SWIM(3km)     1:11:54  1269位
BIKE(155km)     5:50:31   621位
RUN(42,195km)     3:57:03   165位
TOTAL(200,195km) 10:59:28   376位(女子19位、年代別6位)

ゴール後は女子高生の献身的なマッサージを受け、シャワーを浴びて、バイクを引き
取り、再び宿まで6キロほど踏んで帰りカレーを食べて乾杯しました。
月曜、6時に無理矢理起きてバイクの掃除と梱包、朝食後昼まで魚と戯れ砂浜に寝そ
べってひとときだけリゾートしてリザルトと写真だけ手に入れたら空港へ走って飛行
機に飛び乗りまた現実に戻るのでした。